皆さんこんにちは(^^)
以前から欲しかったトランギアのアルコールバーナーと、バーゴのヘキサゴンウッドストーブを入手したので、ご紹介がてら実際に使ってみました。
トランギア(Trangia)は、主にキャンプ料理のためのクッキングギアを開発するスウェーデンの会社で、創業は1925年と歴史のある会社です。アルコールバーナーや風に強いストームクッカーはもちろん、最近ではメスティンも大人気ですよね。
そのトランギアのアルコールバーナーの五徳と風防としてシンデレラフィットするのがバーゴ(Vargo)のヘキサゴンウッドストーブです。
バーゴは、主にチタン製の商品を開発しているアメリカの会社で、軽くて丈夫な商品は多くのファンに支持されています。
トランギア:アルコールバーナー(TR-B25)定価¥2,500 税抜き と
バーゴ:チタニウム ヘキサゴンウッドストーブ定価¥9,800 税抜き(収納ケース付き)のセットをネット販売で購入しました。
お値段が税込み¥10,380、安いですね。しかもバラバラで買うより¥310お得のようです。送料ももちろん無料! 燃料用アルコール2本買えそうですね。
なお、この他にウッドストーブの収納ケースも付きますよ。
速攻ポチして数日後・・・ 某キャンプ場で火入れ式を行ってきました。
この日のためにダイソーでバットも買ってきました。
バーゴのチタンの鈍い輝き・・・、トランギアの機能的な造形美・・・
男前すぎます。
当然燃料がなければ火はつきませんのでアルコールを準備しなければなりません。
燃料用アルコールはドラッグストア等の薬局やネットで500㎜ℓ ¥300ほどで売っっています。ハードユーザーでなければ一泊二食ソロで500㎜ℓあれば足りると思います。(500㎜ℓ×2本あれば余裕でしょう)
因みに消毒用アルコールでも燃焼しますが、すすが出るとのことなのでおススメしません。
画像右の容器はトランギアのフューエルボトルです。燃料をフューエルボトルに移し替えてアルコールバーナーに注ぎます。必ずしも必要ではありませんが無いよりはあった方が間違いなく便利で安全です。
こんな風に容器上部をプッシュ・ロックすることにより、こぼさずに注ぎやすく・保存することができます。(長期の保存は不可)
夜など暗い時間、燃料がこぼれたのがわからず火を付けると引火の可能性があるので注意が必要です。
なべさんはソロキャンがメインなので画像の0.3ℓのフューエルボトルを買いました。値段は¥3,000ほどで、その他に0.5ℓ・1.0ℓ用、色も赤があります。
アウトドア用品とフィッシング用品の専門店 【アウトドア&スポーツ ナチュラム 】
それでは早速 火入れ式を行いたいと思います。
まずはバーゴのウッドストーブを組み立てる際の注意点なのですが、
↓ 収納ケースです。上半分がマジックテープになっています。
↓ このような形で収納されています。
↓ 展開するとこんな感じで、ロストルの部分と風防・五徳の部分が繫がっています。(使用後撮影のため、焼き色が入っています)
↓ ロストルを囲うように組立るのですが、下画像の部分はロストル側のでっぱり部を指で押さえて、風防部をカチッとポッチが外側に出るまで風防を押し込みます。
(実際にウッドストーブをよく見ると言っている意味がわかると思います)
そうしないとロストルと風防が固定されず、少しの衝撃で外れて危険ですので注意してください。最初のうちは固くて奥まで押し込むのに力が要ります。
なべさんはよく見ないで組み立ててしまったため、最初、風防部を最後まで押し込まなかったのでロストル部と風防部に隙間が空き、不良品??と思ってしまいました。
ウッドストーブを組み立てたら、アルコールバーナーの消化蓋、蓋を外してウッドストーブの上側から入れ、燃料を2/3ほど注入します。アルコールバーナーの出し入れにプライヤーがあると便利です。火を入れるとアルコールバーナー自体かなりの高温になり素手では火傷しますし、消化蓋をする時も必要です。
火入れ式開始です。着火マンで火を付けます。(見えにくいですが火が付いています)
↓ しばらくすると本燃焼に入ります。
火柱が立つくらいの炎になりました。ウッドストーブの煙突効果があるのかもしれませんね。
これから燃焼時間を測りたいと思います。
トランギアHPで書かれている、2/3の燃料で燃焼時間が約25分が本当なのか検証したいと思います。
それでは18:35 スタート!
暑いのでハイボール飲みながらやります(笑)。
1本目のハイボールがなくなりかけた19:01
燃料が無くなり、か細い火になりました。因みに消火は消火蓋をかぶせれば火が消えます。
よってなべさんの検証では2/3の燃料(100㏄くらい?)で26分燃焼しました。
他社のアルコールバーナーを使ったことがないので比較できませんが、そんなに変わらないんじゃないかなと思います。燃費実験のyoutubeやレビューを見ても燃費はいいがすぐに燃料漏れしたとか・・・一長一短ですね(^^;)。
火入れ式も終わったので実際に調理したいと思います。
今回は家にあった食材から「回鍋肉」にします。
フライパンはモンベルのアルパインクッカーの18㎝です。火力はかなり強いです。小さめのスキレットなら充分加熱できそうです。
火力が強すぎるため消化蓋で調整してみたいと思います。
1/3を閉めた状態でこんな感じです。プライヤーを使用してアルコールバーナーに乗せます。因みに冒頭でも説明したように、ロストル部と風防部をきちんと組み立てないと、上画像のようにロストルと風防部が開いて危ないです(^^;)。
ユニフレームのバーナーパッドを使うとある程度広範囲に熱が広がります。今回のバーゴウッドストーブにはSサイズ、もしくはMサイズがジャストフィットします。
回鍋肉&角ハイボール・・・ こりゃ酒が進みますね(*^-^*)。
最後に、良かったところと悪かったところですが、
良かったところ
・人それぞれですが、見た目が渋くてかっこいい。(焼けたチタンもキレイです)
・トランギアのアルコールバーナーは火力が強い。
・燃費はそこまで悪くないと思う。
・バーゴのウッドストーブは普通にウッドストーブとしても使える。(本来の使い方ですが(^^;))
・コンパクトにパッキングできる。(スタッキングが楽しい)
・この組み合わせがシンデレラフィット(見た目も機能も)すぎる(笑)。
ざっと思いつくだけでこの位あります。
逆に悪かったところ
・火力調整がめんどくさい。(細かい火力調整が必要な料理には向かない)
・燃料(アルコール)がこぼれると引火の可能性があり危険。
・バーゴのウッドストーブ(チタン)が高価。(ステンレスなら若干安い)
・ファミキャンには向かない。(ソロ向けです)
以上ですかねぇ(^^;)。
総合的に良い点の方が勝っており、まちがいなくソロキャンプや武骨キャンプにおススメです。
ぜひ使ってみてください(^^)