3月某日
ogawaのティエラリンドで1泊キャンプをしにふもとっぱらキャンプ場に行ってきました。
午前9:00頃到着。この日は快晴で富士山もばっちり見えます。
新しく建てられた炊事場周辺は混みあっていたので比較的空いている富士山側に設営することにしました。こっちは鹿のフンが多い・・・。
ogawaティエラリンド設営方法やサイズ感などを紹介しますので参考にしてください。
まずはティエラリンドのサイズですが、下記の通りで3人用となっています。
実質大人2人プラス子供1人が限界かなと。ソロには少々デカいですがデュオにはちょうど良いサイズ。
設営方法ですが、スタンディングテープをペグダウンしフレームを設置し自立させてインナーとフライシートを被せる感じです。
まずはなるべく平らな場所にスタンディングテープをねじれの無いようペグダウンします。グレーのテープが前方です。(写真は他のキャンパーが写り込むため後方側から撮影しています)
コツはテープ全体中央の長方形部分を先にペグダウンしてから、前方と後方の台形を形を整えてペグダウンするとキレイな形になります。いずれもたるみの無いように張るとテント自体もたるみの無いキレイな形になると思います。
注意点は、フライを固定するバックルが必ず上を向くように、かつバックルとポールを挿すピンは外側に来るようにペグダウンします。
因みに付属のペグですが、スチール製の長さ25㎝で余程硬い地面や砂地でなければ十分使えます。
20本付属されていますが、必要最低限ペグダウンした場合の本数なので強風時のスカート全固定する場合等の分は買い足さなければなりません。20本程度の予備は持っていると大丈夫だと思います。(ペグハンマーは付属されています)
次にポール(アルミ合金)を組みます。
最初にクロスポールを組み立てスタンディングテープのピンに挿していきます。
赤い部分が前方。2人で設営は楽ですが、1人の場合は無理に力を加えてポールを破損させないよう注意してく自立させます。
次に横方向のポールを組みます。
センターの黄色いポールは左右独立していて、ポールを組み立てたらクロスポールに挿してからスタンディングテープのピンに挿すのですが、ポールをピンに挿す際けっこう力が要ります。前方のU字型のポールも同様にピンに挿して写真のように組みます。
これでフレームは完成。
次にインナーテントを吊るします。
その前に、グランドシートがある場合は敷きます。写真はogawaのティエラリンド専用グランドシート(PVCマルチシート税込9,900円)です。とても分厚いPVCシートで四隅にフックが付いています。インナーテント自体のグランドシートも分厚く作られていますが保護のためにもグランドシートはあった方がいいと思います。上記寸法表から自作してもいいかもしれませんね。因みに「ogawa」の文字のタブが地面側です。
インナーテントは前後の向きを確認して吊り下げます。
インナーテントのフックを全部留めたらフライを被せます。
2人なら楽勝ですが1人でも風が無ければ全然大丈夫です。風があったら風上から風下に向かって被せるようにするといいと思います。
向きの確認は横下方に「ogawa」のマーク、もしくはメッシュの窓部分が前方にくるようにするといいでしょう。
写真は被せた状態。ここである程度形を整えます。ポールとフライの縫い目を合わせます。フライとスタンディングテープのバックルを留めていきます。(全8か所)
ここで注意事項ですが、フライ側のバックルのテープを少し緩めておきましょう。
バックルを留めたらフライがバタつかないようバックルのテープを引き締めます。
ベルクロでフライとフレームを固定します。
インナーテント後方はフライ後方の窓を開ければ固定できますよ。
最後に張り綱とスカート部分をペグダウンして完成です。
メッシュをたたんでフラップを跳ね上げた状態。ポールは別売りで長さは170㎝でフラップが水平より少し高くなります。
お座敷スタイルにしてみました。前室はかなり広いです。
インナーテント内です。大人2人なら余裕で高さは一番高いところで170㎝程。
インナーテント内側の別売りグランドマット税込20,0900円を敷けばフカフカの室内になります。
いかがですか。
少しずんぐりむっくりしていますが、フライもペラペラの生地ではなく丈夫で遮光性もあり色合いも落ち着いていて良き感じです。
そしてティエラリンドの残念なところですが、
設営に少し手間がかかる。(その分しっかりしていて風にも強いんですけどね)
重い。フライ・インナー・ポールで9.4㎏。収納サイズは70×28×28㎝でバイクへの積載はかなりきついですね。
最後に値段が高い。これに尽きますね(笑)。
ogawaのテントはとても高価ですが(定価 税込96,800円)、それなりに作りもいいし存在感あるので納得です。飽きもこなそうだしキャンプ場であまり被らないですしおススメです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
nabesan-syouten.hatenablog.com
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